このページでは平等と公平の違いについて簡単に解説しています。

 

 

 

1.平等と公平の違いとは?

結論からいってしまうと平等と公平の違いは、平等は”その人の状況に関係なく、全員に同じ対応をすること”、公平は”その人の状況に合った対応をすること”になります。

 

ここでいう状況というのは、その人の”立場・能力・収入・年齢・性別など”を指しています。

 

 

平等と公平の違いを簡単に図にすると下のようになります。

 

 

 

上図のように、平等の場合は”その人の能力に関係なく同じ額の給料”をもらうことができますが、公平の場合は”その人の能力に応じて異なる額の給料”に変わります。

 

このように平等は”その人の状況に関係なく、全員に同じ対応”をしますが、公平は”その人の状況によって異なる対応(状況ごとに対応が変わる)”をします。

 

 

次の章で日常における平等と公平の例について解説していきます。

 

2.日常における平等と公平の例

日常における平等と公平の例として、消費税と累進課税(るいしんかぜい:所得や課税対象となる金額の高い人ほど支払う税金が多くなる仕組み)について見ていきます。

 

(正確には違いますが、ここでは所得というのは収入だと思ってもらってかまいません)

 

 

消費税はお金持ち・普通の人・貧乏な人の誰が商品を買ったとしても、
その人がお金(資産)をどれだけ持っているかに関係なく、同じ額の消費税を支払わなければなりません。

 

つまりその人の状況に関係なく、誰であっても支払わなければならない額は同じなため、消費税は”平等”な仕組みといえます。

 

 

 

それに対して累進課税(所得税)は所得の高い人ほど税金を多く納めなければならないため、お金持ち(所得の高い人)ほど税金を多く納め、貧乏な人(所得の低い人)ほど納める税金は少なくなります。

 

なのでその人の状況によって支払わなければならない税金額が変わるため、累進課税は”公平”な仕組みということになります。

 

 

以上が「平等と公平の違いとは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 平等は、”その人の状況に関係なく、全員に同じ対応をすること”。
  • 公平は、”その人の状況に合った対応をすること”。
  • 消費税は”平等”な仕組みで、累進課税は”公平”な仕組みと言える。

 

 

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