このページでは岸壁と護岸と岩壁の違いについて簡単に解説しています。

 

 

 

1.岸壁と護岸と岩壁の違いとは?

結論からいってしまうと、岸壁は”壁のように険しく切り立った岸(きし)”、護岸は”水流による岸の浸食(削る)を防ぐために、岸を保護・補強すること。また、その施設のこと”、岩壁は”壁のように険しく切り立った岩”になります。

 

切り立つというのは”刃物で切ったような鋭い傾斜(ほぼ垂直)で立っていること”で、岸は”海・川・湖などの水域の端で、水が陸地と接している所”を意味します。

 

 

それぞれの違いを簡単に図にすると下のようになります。

 

 

上図のように岸壁を構成しているものが岩であれば、岸壁だけでなく岩壁と呼ぶこともできます

 

護岸は、水流による浸食から岸を護るためのもので、水に接する部分をコンクリートなどで覆い、岸の水流による浸食を防ぎます。

 

 

以上が「岸壁と護岸と岩壁の違いとは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 岸壁は、”壁のように険しく切り立った岸(きし)のこと”。
  • 護岸は、”水流による岸の浸食(削る)を防ぐために、岸を保護・補強すること。また、その施設のこと”。
  • 岩壁は、”壁のように険しく切り立った岩のこと”。

 

 

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