このページでは平原と草原と高原と野原と平野の違いについて簡単に解説しています。

 

 

 

1.平原と草原と高原と野原と平野の違いとは?

 

  • 平原は、”広く平らな土地(草木の有無は関係ない、標高の高い低いは関係ない)”。
  • 草原は、”辺り一面に草が生えている、広く平らな土地(木はほとんどない)”。
  • 高原は、”山地にある、標高の高い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”。
  • 野原は、”辺り一面に草木が生えている、広く平らな土地”。
  • 平野(へいや)は、”標高の低い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”。

 

では平原と草原と高原と野原と平野、それぞれの意味について解説していきます。

 

 

平原とは

 

平原というのは、”広く平らな土地(標高の高さ、草木の有無は関係ない)”です。

 

広く平らな土地であれば草木が生えているかどうかは関係なく、草木が生えていても平原で、草木が生えていなくても平原になります。

 

 

平原を標高の高いものに限定した呼び名を「高原」、標高の低いものに限定した呼び名を「平野」と言います。

 

 

草原とは

 

 

草原というのは、”辺り一面に草が生えている、広く平らな土地(木はほとんどない)”です。

 

草は一面に生えていますが、木がまったく存在しないか、またはほとんど存在しない土地を指します。

 

 

また明確に区別されているわけではありませんが、草原を「くさはら」と読むと”(空き地など)規模の小さいもの”、「そうげん」と読むと”(自然に近い)規模の大きいもの”のニュアンスで用いられます。

 

(一般的には草原は「そうげん」と読むことがほとんどです)

 

 

高原とは

 

 

高原というのは、”山地にある、標高の高い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”です。

 

標高の高い広く平らな土地であれば、草木が生えているかどうかは関係なく、草木が生えていても高原で、草木が生えていなくても高原になります。

 

 

高原は、平原を標高の高いものに限定した呼び名になります。

 

 

野原とは

 

 

野原というのは、”辺り一面に草木が生えている、広く平らな土地”です。

 

 

未開拓で人の手の入っていない野原のことを「原野(げんや)」といいます。

 

 

平野とは

 

 

平野(へいや)というのは、”標高の低い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”です。

 

標高の低い広く平らな土地であれば、草木が生えているかどうかは関係なく、草木が生えていても平野で、草木が生えていなくても平野になります。

 

 

平野は、平原を標高の低いものに限定した呼び名になります。

 

 

以上が「平原と草原と高原と野原と平野の違いとは?」でした。

 

 

2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 平原は、”広く平らな土地(草木の有無は関係ない、標高の高い低いは関係ない)”。
  • 草原は、”辺り一面に草が生えている、広く平らな土地(木はほとんどない)”。
  • 高原は、”山地にある、標高の高い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”。
  • 野原は、”辺り一面に草木が生えている、広く平らな土地”。
  • 平野は、”標高の低い広く平らな土地(草木の有無は関係ない)”。

 

 

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