このページでは合理化と効率化の違いについてわかりやすく解説しています。
目次
結論から言ってしまうと合理化と効率化の違いは、”一定期間内で行うことのできる仕事の量が増えたかどうか(=合理化)”、”費やしたコスト(材料・時間・お金・人など)に対して、多くの成果(仕事の量も含まれる)が得られたかどうか(=効率化)”を重視するところです。
(仕事の量=作業量や生産量などを指します)
合理化というのは、”無駄を省いて、一定期間内で行うことのできる仕事の量を増やすこと(=能率を上げること)”です。
(合理化には、”もっともらしく理由付けをして、自分の行動を正当化すること”の意味もありますが、ここでは割愛します)
効率化というのは、”効率を良くすること。費やしたコスト(材料・時間・お金・人など)に対して、得られる成果(仕事の量も含まれる)の割合を増やすこと”です。
効率というと”得られた成果に対して、費やした労力や時間の割合”を指し、「効率が良い=費やしたコストに対して、多くの成果が得られること」を意味します。
また合理化は、効率化の中に含まれる概念で、合理化といえば効率化にはなりますが、効率化といってもそれが合理化になるとは限りません。
つまり効率化したからといって、それが必ずしも一定期間内で行うことのできる仕事の量が増えること(=合理化)に繋がるわけではない、ということです。
次の章で効率化といっても合理化とは言えない理由なども含めて、合理化と効率化の例についてわかりやすく解説していきます。
では合理化と効率化の例について、下の順番でそれぞれ解説していきます。
無駄な作業工程を減らして、作業工程を減らす前と同じ製品が完成する場合は、合理化と効率化の両方になっていると言えます。
合理化の面から見ると、作業工程を減らすことで、1つの製品が完成する時間を短縮することができるので、一定期間内で行うことのできる仕事の量(生産量)を増やすことができます。
効率化の面から見ても、作業工程を減らすことで、1つの製品(成果)を得るために費やす時間や人(コスト)を減らすことができるので、効率化されていると言えます。
このように合理化されているのであれば、それは効率化されているのと同じになります。
作業工程は同じ(作業時間も同じ)で、無駄な部分を除去した部品を用いて、同じ製品を作る場合は、効率化にだけなっている(合理化にはなっていない)と言えます。
効率化の面から見ると、無駄な部分を除去した部品を用いることで、作業時間は変わりませんが、1つの製品(成果)を得るための材料(コスト)が少なくなっているので、効率化されていると言えます。
ですが合理化の面から見ると、実際の作業時間は変わらず、一定期間内で行うことのできる仕事の量(生産量)は増えていないため、合理化とは言えません。
このように効率化されているからといって、それが必ずしも合理化されているというわけではないので覚えておきましょう。
以上が「合理化と効率化の違いとは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など
<名前は知っているけどわからないもの>
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<よく使う言葉>
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など