このページでは霞むの読み方と意味、「かすむ」と「くすむ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.霞むの正しい読み方は「かすむ」「くすむ」?

 

結論から言ってしまうと、霞むの正しい読み方は「かすむ」になります

 

霞むの”霞”は「かす(む)」「かすみ」「か」と読むことはできますが、
「くす(む)」と読むことはできないので、霞むを「くすむ」と読むのは間違いです。

 

 

「くすむ」という言葉に漢字表記はなく、ひらがなでそのまま”くすむ”と表記されます

 

次の章で霞むの意味について解説していきます。

 

2.霞むの意味について

 

霞むは「霞(かすみ)がかかること。また、霞によってぼんやりして全体がはっきり見えなくなること/(疲れや病気などで)物がぼやけてはっきりと見えなくなること/他のものに圧倒されて、存在が目立たなくなること」の意味として用いられています。

 

霞というのは、”空気中に浮遊している細かい粒子によって、ぼんやりとして遠くがはっきりと見えなくなる現象のこと”を指します。

 

 

 

霞むを用いた例文としては、「遠くの山が霞んで見える」や、「彼女の歌唱力の前では、たとえ歌が上手い人であっても霞んで見える」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「霞によってぼんやりして全体がはっきり見えなくなること」の意味で、後者の例文は「他のものに圧倒されて、存在が目立たなくなること」の意味で使用しています。

 

 

以上が「霞むの読み方と意味、”かすむ”と”くすむ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 霞むの正しい読み方は「かすむ」で、「くすむ」は間違い。
  • 霞むは「霞がかかること。また、霞によってぼんやりして全体がはっきり見えなくなること/(疲れや病気などで)物がぼやけてはっきりと見えなくなること/他のものに圧倒されて、存在が目立たなくなること」の意味。

 

 

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