結論から言ってしまうと、干渉の正しい読み方は「かんしょう」になります。
干渉の”渉”は「かか(わる)」「しょう」と読むことはできますが、
「ほ」と読むことはできないので、干渉を「かんほ」と読むのは間違いです。
(「かかわる」というのは、一般的には”関わる”と表記されることが多いです)
次の章で干渉の意味について解説していきます。
干渉は「当事者ではないのに他人のことに立ち入り、自分の意思に従わせようとすること/一国が、他国の内政や外交に、その国の意思に反して介入すること/(物理学)2つ以上の同じ種類の波が重なったときに、互いに強め合ったり弱め合ったりする現象のこと」の意味として用いられています。
干渉を用いた例文としては、「私生活にまで干渉するのはやめてくれ」や、「他国からの内政干渉を許してはならない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「当事者ではないのに他人のことに立ち入り、自分の意思に従わせようとすること」の意味で、後者の例文は「一国が、他国の内政や外交に、その国の意思に反して介入すること」の意味で使用しています。
以上が「干渉の読み方と意味、”かんしょう”と”かんほ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど