このページでは取得の読み方と意味、「とりえ」と「しゅとく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.取得の正しい読み方は「とりえ」「しゅとく」?

 

結論から言ってしまうと、取得の正しい読み方は「とりえ」「しゅとく」の両方になります

 

取得の”取”は「と(る)」「しゅ」、”得”は「え(る)」「とく」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には取得は「しゅとく」と読むことがほとんどです。

 

「とりえ」は取得の他にも”取柄・取り柄・取り得”と書き表され、一般的には”取り柄”と表記されることが多いです。

 

 

また取得は「とりえ」「しゅとく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

次の章で取得の意味について解説していきます。

 

2.取得の意味について

 

取得(とりえ)は「取り立てて優れた点。長所のこと」の意味として用いられています。

 

 

取得を「とりえ」と読むと上記のような意味になりますが、「しゅとく」と読むと「(物品・権利・資格などを)手に入れること。自分の所有とすること」の意味となります

 

このように取得は「とりえ」「しゅとく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

取得を用いた例文としては、「何かしらの取得(とりえ)は誰にでもある」や、「普通免許を取得(しゅとく)する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「取り立てて優れた点。長所のこと」の意味で、後者の例文は「(物品・権利・資格などを)手に入れること。自分の所有とすること」の意味で使用しています。

 

 

以上が「取得の読み方と意味、”とりえ”と”しゅとく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 取得の正しい読み方は「とりえ」「しゅとく」の両方。
  • 取得(とりえ)は「取り立てて優れた点。長所のこと」の意味。
  • 取得(しゅとく)は「(物品・権利・資格などを)手に入れること。自分の所有とすること」の意味。

 

 

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