結論から言ってしまうと、鼓吹の正しい読み方は「くすい」「こすい」の両方になります。
鼓吹の”鼓”は「つづみ」「こ」「く」、”吹”は「ふ(く)」「すい」と読むことができます。
一般的には鼓吹は「こすい」と読むことがほとんどです。
ただ鼓吹は「くすい」「こすい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で鼓吹の意味について解説していきます。
鼓吹(くすい)は「鉦鼓(しょうこ)や笛(ふえ)を主な楽器とする、古代の軍用の音楽のこと/鼓(つづみ)を打ったり、笛を吹いたりすること」の意味として用いられています。
鉦鼓というのは、”雅楽(ががく)に用いる打楽器のひとつ”を指します。
鼓吹を「くすい」と読むと上記のような意味になりますが、「こすい」と読むと「鼓を打ったり、笛を吹いたりすること/励まし、元気づけること/考え・思想を盛んに唱えて、賛成を得ようとすること」の意味となります。
このように鼓吹は「くすい」「こすい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
鼓吹を用いた例文としては、「士気を鼓吹(こすい)する」や、「思想の自由について鼓吹(こすい)する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「励まし、元気づけること」の意味で、後者の例文は「考え・思想を盛んに唱えて、賛成を得ようとすること」の意味で使用しています。
以上が「鼓吹の読み方と意味、”くすい”と”こすい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
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(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
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<読み間違えやすい漢字の一覧>
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<難読漢字の一覧(偏)>
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(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
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<覚えておきたい知識>
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(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど