このページでは錫杖の読み方と意味、「しゃくじょう」と「さくじょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.錫杖の正しい読み方は「しゃくじょう」「さくじょう」?

 

結論から言ってしまうと、錫杖の正しい読み方は「しゃくじょう」「さくじょう」の両方になります

 

錫杖の”錫”は「すず」「しゃく」「せき」、”杖”は「つえ」「じょう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には錫杖は「しゃくじょう」と読むことがほとんどです。

 

 

 

錫杖の”錫”という字は「さく」と読むことはできませんが、直音表記により錫杖は「さくじょう」という読み方をします。

 

直音表記というのは、「しゃ」「しゅ」「しょ」などの拗音(ようおん)で発音されたものを、「さ」「す」「そ」などの直音の仮名で表記することを言います。

 

このように直音表記によって錫杖は「さくじょう」と読まれています。

 

次の章で錫杖の意味について解説していきます。

 

2.錫杖の意味について

 

錫杖は「僧侶(そうりょ)や修験者(しゅげんじゃ)が持ち歩く杖のこと」の意味として用いられています。

 

 

錫杖は、金属で作られた頭部の輪形に数個の小さな環が付けられており、振ったり地面を突いたりすることで音が鳴る仕組みになっています。

 

 

以上が「錫杖の読み方と意味、”しゃくじょう”と”さくじょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 錫杖の正しい読み方は「しゃくじょう」「さくじょう」の両方。
  • 錫杖は「僧侶や修験者が持ち歩く杖のこと」の意味。

 

 

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