結論から言ってしまうと、相克の正しい読み方は「そうこく」になります。
相克の”克”は「か(つ)」「こく」と読むことができますが、相克は「そうこく」と読むのが正しく、「そうかつ」と読むのは間違いです。
次の章で相克の意味について解説していきます。
相克は「対立・矛盾(むじゅん)するものが互いに争うこと/五行説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つこと」の意味として用いられています。
五行説(ごぎょうせつ)というのは、”中国の自然哲学の思想で、万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説のこと”です。
相克を用いた例文としては、「親族間で激しい相克があった」や、「理性と感情が相克する」のような使い方で用いられています。
一般的に相克は前者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「対立・矛盾するものが互いに争うこと」の意味で使用しています。
以上が「相克の読み方と意味、”そうかつ”と”そうこく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど