このページでは無沙汰の読み方と意味、「ぶさた」と「むさた」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.無沙汰の正しい読み方は「ぶさた」「むさた」?

 

結論から言ってしまうと、無沙汰の正しい読み方は「ぶさた」になります

 

 

無沙汰の”無”は「な(い)」「む」「ぶ」と読むことができますが、無沙汰は「ぶさた」と読むのが正しく、「むさた」と読むのは間違いです。

 

次の章で無沙汰の意味について解説していきます。

 

2.無沙汰の意味について

 

無沙汰は「長い間、便りや訪問をしないこと」の意味として用いられています。

 

 

無沙汰を用いた例文としては、「ご無沙汰しております」や、
「手持ち無沙汰になったので、帰宅した」のような使い方で用いられています。

 

後者の例文の”手持ち無沙汰”というのは慣用句で、これは「することがなくて間(ま)がもたないこと」の意味になります。

 

 

手持無沙汰というのは、江戸時代の油売りからきている言葉です。

 

油はドロドロしていて、客の容器に入れるまでに時間がかかるため、その待っている様子が何もせずに怠けているように見えることから、手持ち無沙汰という言葉が生まれました。

 

 

以上が「無沙汰の読み方と意味、”ぶさた”と”むさた”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 無沙汰の正しい読み方は「ぶさた」で、「むさた」は間違い。
  • 無沙汰は「長い間、便りや訪問をしないこと」の意味。

 

 

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