このページでは灸治の読み方と意味、「きゅうち」と「きゅうじ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.灸治の正しい読み方は「きゅうち」「きゅうじ」?

 

結論から言ってしまうと、灸治の正しい読み方は「きゅうじ」になります

 

 

灸治の”灸”は「きゅう」、”治”は「なお(る)」「ち」「じ」と読むことができますが、灸治は「きゅうじ」と読むのが正しく、「きゅうち」と読むのは間違いです。

 

次の章で灸治の意味について解説していきます。

 

2.灸治の意味について

 

灸治は「灸(きゅう)を据(す)えて治療すること」の意味として用いられています。

 

灸というのは、”もぐさ(ヨモギの葉を乾燥させ、揉みほぐして綿状にしたもの)を経穴(つぼ)と呼ばれる皮膚上の特定の部位にのせ、燃焼させて熱刺激を与えることによる漢方の治療法のこと”を指します。

 

 

 

一般的に”灸を据える”という慣用句が使われますが、これは灸はもぐさを据えて火を点けて治療する際、熱さや痛みに耐えなければならないことから、「懲(こ)らしめるために、厳しく注意をしたり罰を与えたりすること」の意味として用いられます。

 

例えば灸を据えるは、「子供が悪いことをしたら、灸を据えるのが親の役割だ」や「彼には一度しっかりと灸を据える必要がある」のように用いられます。

 

 

以上が「灸治の読み方と意味、”きゅうち”と”きゅうじ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 灸治の正しい読み方は「きゅうじ」で、「きゅうち」は間違い。
  • 灸治は「灸を据えて治療すること」の意味。

 

 

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