このページでは混沌の読み方と意味、「こんとん」と「こんでん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.混沌の正しい読み方は「こんとん」「こんでん」?

 

結論から言ってしまうと、混沌の正しい読み方は「こんとん」になります

 

 

混沌の”沌”は「とん」と読むことはできますが、「でん」と読むことはできないので、混沌を「こんでん」と読むのは間違いです。

 

次の章で混沌の意味について解説していきます。

 

2.混沌の意味について

 

混沌は「物事の区別・成り行きがはっきりとしないさま/物事が無秩序(むちつじょ)で、まとまっていないさま」の意味として用いられています。

 

後者の意味の秩序というのは”社会・組織において、ルール・法律・規則などによって調和のとれた状態のこと”なので、無秩序は”ルール・法律・規則などがなくなって調和のとれていない状態のこと”を指します。

 

 

 

混沌を用いた例文としては、「事態は混沌としていて少しも気が抜けない」や、「現場は現在も混沌としている」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事の区別・成り行きがはっきりとしないさま」の意味で、後者の例文は「物事が無秩序で、まとまっていないさま」の意味で使用しています。

 

 

以上が「混沌の読み方と意味、”こんとん”と”こんでん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 混沌の正しい読み方は「こんとん」で、「こんでん」は間違い。
  • 混沌は「物事の区別・成り行きがはっきりとしないさま/物事が無秩序で、まとまっていないさま」の意味。

 

 

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