結論から言ってしまうと、混沌の正しい読み方は「こんとん」になります。
混沌の”沌”は「とん」と読むことはできますが、「でん」と読むことはできないので、混沌を「こんでん」と読むのは間違いです。
次の章で混沌の意味について解説していきます。
混沌は「物事の区別・成り行きがはっきりとしないさま/物事が無秩序(むちつじょ)で、まとまっていないさま」の意味として用いられています。
後者の意味の秩序というのは”社会・組織において、ルール・法律・規則などによって調和のとれた状態のこと”なので、無秩序は”ルール・法律・規則などがなくなって調和のとれていない状態のこと”を指します。
混沌を用いた例文としては、「事態は混沌としていて少しも気が抜けない」や、「現場は現在も混沌としている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「物事の区別・成り行きがはっきりとしないさま」の意味で、後者の例文は「物事が無秩序で、まとまっていないさま」の意味で使用しています。
以上が「混沌の読み方と意味、”こんとん”と”こんでん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど