このページでは杞憂の読み方と意味、「きゆう」と「こゆう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.杞憂の正しい読み方は「きゆう」「こゆう」?

 

結論から言ってしまうと、杞憂の正しい読み方は「きゆう」になります

 

 

杞憂の”杞”は「き」「こ」、”憂”は「うれ(い)」「ゆう」と読むことができますが、杞憂は「きゆう」と読むのが正しく、「こゆう」と読むのは間違いです。

 

次の章で杞憂の意味について解説していきます。

 

2.杞憂の意味について

 

杞憂は「あれこれと要らない心配をすること。取り越し苦労のこと」の意味として用いられています。

 

これは古代中国で、杞(き)の国に住む男が、「もし天地が崩れたらどうしよう」と心配して、食事もとれず夜も眠れなかったという話に由来しています。

 

 

 

杞憂を用いた例文としては、「それが杞憂だと分かって安心した」や、
「彼の言っていたことが杞憂でなかったことを思い知らされた」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「杞憂の読み方と意味、”きゆう”と”こゆう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 杞憂の正しい読み方は「きゆう」で、「こゆう」は間違い。
  • 杞憂は「あれこれと要らない心配をすること。取り越し苦労のこと」の意味。

 

 

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