結論から言ってしまうと、有余の正しい読み方は「うよ」「ゆうよ」の両方になります。
有余の”有”は「あ(る)」「ゆう」「う」、”余”は「あま(る)」「よ」と読むことができます。
一般的には有余は「ゆうよ」と読むことがほとんどです。
ただ有余は「うよ」「ゆうよ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で有余の意味について解説していきます。
有余(うよ)は「余りがあること。余分/有余涅槃(うよねはん)の略のこと」の意味として用いられています。
有余涅槃というのは、”煩悩(ぼんのう)を捨てて涅槃(仏教における理想の境地)に入っているが、まだ肉体が残っていること”を意味します。
有余を「うよ」と読むと上記のような意味になりますが、「ゆうよ」と読むと「余りがあること。余分/(数を表す語に付いて)それよりも少し多いことを表す。~以上。~あまり」の意味となります。
このように有余は「うよ」「ゆうよ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
有余を用いた例文としては、「3年有余(ゆうよ)を経て戻ってきた」や、
「1000年有余(ゆうよ)の歴史を持っている」のような使い方で用いられています。
一般的に有余は「ゆうよ」(後者の意味)が使われることが多く、どちらの例文も「(数を表す語に付いて)それよりも少し多いことを表す。~以上。~あまり」の意味で使用しています。
以上が「有余の読み方と意味、”うよ”と”ゆうよ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
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(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど