結論から言ってしまうと、雲行きの正しい読み方は「くもゆき」になります。
雲行きの”行”は「い(く)」「ゆ(く)」「こう」と読むことができますが、雲行きは「くもゆき」と読むのが正しく、「くもいき」と読むのは間違いです。
次の章で雲行きの意味について解説していきます。
雲行きは「雲の動く様子。天候の具合(ぐあい)のこと/(転じて)事の成り行き。形勢のこと」の意味として用いられています。
雲行きを用いた例文としては、「今にも雨が降りそうな雲行きだ」や、
「話の雲行きが怪しくなってきた」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「雲の動く様子。天候の具合のこと」の意味で、
後者の例文は「事の成り行き。形勢のこと」の意味で使用しています。
後者の例文の”雲行きが怪しい”というのは慣用句で、これは「天候が悪くなりそうなこと/事の成り行きが悪くなりそうなこと」を意味します。
なので後者の例文は、「話の成り行きが悪くなりそうだ」というような意味となります。
以上が「雲行きの読み方と意味、”くもいき”と”くもゆき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど