このページでは床几の読み方と意味、「しょうぎ」と「しょうき」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、床几の正しい読み方は「しょうぎ」になります。

 

床几の”几”は「き」と読むことができますが、床几は「しょうぎ」と読むのが正しく、「しょうき」と読むのは間違いです。

 

 

 

また”几”の読み方は「き」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ぎ」という読み方をすることはできません。

 

床几のように「しょうき」ではなく、「しょうぎ」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

床几であれば、床（しょう）＋几（き）なので、几（後ろの語）の語頭である清音の”き”が濁音の”ぎ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で床几の意味について解説していきます。

 

 

床几は「折り畳み式の腰掛けのこと」の意味として用いられています。

 

 

床几は、”長方形の枠２個を打ち違いに組み合わせ、座る部分に布などを張った折り畳み式の腰掛けのこと”を指します。

 

 

以上が「床几の読み方と意味、”しょうぎ”と”しょうき”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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