このページでは尾籠の読み方と意味、「おかご」と「びろう」どちらが正しいのかを解説しています。

結論から言ってしまうと、尾籠の正しい読み方は「びろう」「おこ」になります。

尾籠の”尾”は「お」「び」、”籠”は「かご」「こ（もる）」「ろう」と読むことができますが、尾籠を「おかご」と読むのは間違いです。

一般的には尾籠は「びろう」と読むことがほとんどで、「おこ」は”痴・烏滸”と表記されることが多いです。

もともと「痴（おこ）」の読みを尾籠の漢字に当て「尾籠（おこ）」にし、「尾籠（おこ）」を音読みにして「尾籠（びろう）」という言葉に変化しました。

ただ尾籠は「びろう」「おこ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

次の章で尾籠の意味について解説していきます。

尾籠（びろう）は「汚いこと。不潔であること。猥褻（わいせつ）なこと/礼儀を弁（わきま）えないこと。無礼なこと」の意味として用いられています。

尾籠を「びろう」と読むと上記のような意味になりますが、
「おこ」と読むと「愚かなこと。バカげていること。また、そのさま」の意味となります。

このように尾籠は「びろう」「おこ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

尾籠を用いた例文としては、「尾籠な話で申し訳ないが、トイレでの出来事を話そうと思う」のような使い方で用いられます。

以上が「尾籠の読み方と意味、”おかご”と”びろう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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