このページでは折敷の読み方と意味、「おしき」と「おりしき」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.折敷の正しい読み方は「おしき」「おりしき」?

 

結論から言ってしまうと、折敷の正しい読み方は「おしき」「おりしき」の両方になります

 

折敷の”折”は「お(る)」「おり」「せつ」、”敷”は「し(く)」「し(き)」「ふ」と読むことができます。

 

 

一般的には折敷は「おしき」と読むことがほとんどです。

 

ただ折敷は「おしき」「おりしき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

次の章で折敷の意味について解説していきます。

 

2.折敷の意味について

 

折敷(おしき)は「食台(食事用の台)の一種のこと」の意味として用いられています。

 

折板(へぎいた)を折り曲げて四方に縁取りをした角盆(四角形の盆)のことで、折板というのは”杉または檜(ひのき)の材を薄く剥(は)いだ板のこと”です。

 

 

 

折敷を「おしき」と読むと上記のような意味になりますが、「おりしき」と読むと「右脚を折り曲げて尻(しり)の下に敷き、左膝(ひだりひざ)を立てた身の構えのこと」の意味となります

 

このように折敷は「おしき」「おりしき」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

以上が「折敷の読み方と意味、”おしき”と”おりしき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 折敷の正しい読み方は「おしき」「おりしき」の両方。
  • 折敷(おしき)は「食台(食事用の台)の一種のこと」の意味。
  • 折敷(おりしき)は「右脚を折り曲げて尻の下に敷き、左膝を立てた身の構えのこと」の意味。

 

 

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