このページでは敢えての読み方と意味、「あえて」と「なぞらえて」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.敢えての正しい読み方は「あえて」「なぞらえて」?

 

結論から言ってしまうと、敢えての正しい読み方は「あえて」になります

 

敢えての”敢”は「あ(えて)」「かん」と読むことはできますが、「なぞら(えて)」と読むことはできないので、敢えてを「なぞらえて」と読むのは間違いです。

 

 

「なぞらえて」というのは、”準えて”と表記されるため注意が必要です。

 

次の章で敢えての意味について解説していきます。

 

2.敢えての意味について

 

敢えては「(考えや理由があるため)困難や危険があっても事を行うさま/特に。取り立てて」の意味として用いられています。

 

 

敢えてを用いた例文としては、「敢えて危険を冒す」や、「敢えて調べようとはしなかった」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「(考えや理由があるため)困難や危険があっても事を行うさま」の意味で、後者の例文は「特に。取り立てて」の意味で使用しています。

 

 

以上が「敢えての読み方と意味、”あえて”と”さえて”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 敢えての正しい読み方は「あえて」で、「なぞらえて」は間違い。
  • 敢えては「(考えや理由があるため)困難や危険があっても事を行うさま/特に。取り立てて」の意味。

 

 

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