このページでは峻別の読み方と意味、「しゅんべつ」と「しゅうべつ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.峻別の正しい読み方は「しゅんべつ」「しゅうべつ」?

 

結論から言ってしまうと、峻別の正しい読み方は「しゅんべつ」になります

 

峻別の”峻”は「しゅん」と読むことはできますが、「しゅう」と読むことはできないので、峻別を「しゅうべつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また峻別(しゅんべつ)のように「峻(しゅん)」が用いられている言葉には、
「峻烈(しゅんれつ)・峻峭(しゅんしょう)・峻厳(しゅんげん)・急峻(きゅうしゅん)」などがあります。

 

峻別(しゅんべつ)のように「別(べつ)」が用いられている言葉には、
「別離(べつり)・格別(かくべつ)・区別(くべつ)・決別(けつべつ)」などがあります。

 

 

次の章で峻別の意味について解説していきます。

 

2.峻別の意味について

 

峻別は「非常に厳しく区別すること」の意味として用いられています。

 

 

峻別を用いた例文としては、「公私を峻別して考える」や、
「事実と意見は峻別しなければならない」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また峻別の類義語としては、「分別(ぶんべつ)・大別(たいべつ)・分割(ぶんかつ)・線引き(せんびき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても峻別と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「峻別の読み方と意味、”しゅんべつ”と”しゅうべつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 峻別の正しい読み方は「しゅんべつ」で、「しゅうべつ」は間違い。
  • 峻別は「非常に厳しく区別すること」の意味。
  • 峻別の類義語には、「分別・大別・分割・線引き」などがある。

 

 

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