このページでは寵児の読み方と意味、「ちょうじ」と「りゅうじ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.寵児の正しい読み方は「ちょうじ」「りゅうじ」?

 

結論から言ってしまうと、寵児の正しい読み方は「ちょうじ」になります

 

寵児の”寵”は「ちょう」と読むことはできますが、「りゅう」と読むことはできないので、寵児を「りゅうじ」と読むのは間違いです

 

 

 

また寵児(ちょうじ)のように「寵(ちょう)」が用いられている言葉には、
「寵臣(ちょうしん)・寵愛(ちょうあい)・寵姫(ちょうき)・恩寵(おんちょう)」などがあります。

 

寵児(ちょうじ)のように「児(じ)」が用いられている言葉には、
「児童(じどう)・児戯(じぎ)・孤児(こじ)・胎児(たいじ)」などがあります。

 

 

次の章で寵児の意味について解説していきます。

 

2.寵児の意味について

 

寵児は「特別に可愛がられる子供のこと/世間でもてはやされている人のこと」の意味として用いられています。

 

 

寵児を用いた例文としては、「彼は球界の寵児と呼ばれていた」や、
「その実力は時代の寵児たちと肩を並べていたほどだ」のような使い方で用いられています。

 

一般的に寵児は後者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「世間でもてはやされている人のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また寵児の類義語としては、「英雄(えいゆう)・明星(みょうじょう)・花形(はながた)・著名(ちょめい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても寵児と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「寵児の読み方と意味、”ちょうじ”と”りょうじ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 寵児の正しい読み方は「ちょうじ」で、「りゅうじ」は間違い。
  • 寵児は「特別に可愛がられる子供のこと/世間でもてはやされている人のこと」の意味。
  • 寵児の類義語には、「英雄・明星・花形・著名」などがある。

 

 

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