このページでは売買の読み方と意味、「ばいかい」と「ばいばい」どちらが正しいのかを解説しています。




1.売買の正しい読み方は「ばいかい」「ばいばい」?


結論から言ってしまうと、売買の正しい読み方は「ばいかい」「ばいばい」の両方になります


売買の”売”は「う(る)」「ばい」、”買”は「か(う)」「か(い)」「ばい」と読むことができます。



一般的には売買は「ばいばい」と読むことがほとんどで、「ばいかい」はカタカナで”バイカイ”と表記されることがほとんどです。


ただ売買は「ばいかい」「ばいばい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。


次の章で売買の意味について解説していきます。



2.売買の意味について


売買(ばいかい)は「証券取引所の会員である証券業者が、銘柄・株数・値段の同じ売り注文と買い注文とを組み合わせ、売買が成立したものとして取引所に届け出ること」の意味として用いられています。



売り(ばい)と買い(かい)を同時に出すことから”売買(ばいかい)”と呼ばれています。


証券取引所の時間優先の原則が無視され、公正な価格形成が阻害されるなどの問題があり、1967年(昭和42年)以降、売買(ばいかい)は禁止されています。


時間優先の原則とは、”同一銘柄・同一値段の注文は、先に出された注文が、後に出された注文よりも優先するという原則のこと”を指します。




売買を「ばいかい」と読むと上記のような意味になりますが、
「ばいばい」と読むと「売ることと買うこと。売ったり買ったりすること」の意味となります


このように売買は「ばいかい」「ばいばい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。



以上が「売買の読み方と意味、”ばいかい”と”ばいばい”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 売買の正しい読み方は「ばいかい」「ばいばい」の両方。
  • 売買(ばいかい)は「証券取引所の会員である証券業者が、銘柄・株数・値段の同じ売り注文と買い注文とを組み合わせ、売買が成立したものとして取引所に届け出ること」の意味。
  • 売買(ばいばい)は「売ることと買うこと。売ったり買ったりすること」の意味。



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