このページでは嘆声の読み方と意味、「かんせい」と「たんせい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.嘆声の正しい読み方は「かんせい」「たんせい」?

 

結論から言ってしまうと、嘆声の正しい読み方は「たんせい」になります

 

嘆声の”嘆”は「なげ(く)」「たん」と読むことはできますが、「かん」と読むことはできないので、嘆声を「かんせい」と読むのは間違いです

 

 

 

また嘆声(たんせい)のように「嘆(たん)」が用いられている言葉には、
「嘆息(たんそく)・嘆美(たんび)・賛嘆(さんたん)・驚嘆(きょうたん)」などがあります。

 

嘆声(たんせい)のように「声(せい)」が用いられている言葉には、
「声優(せいゆう)・声援(せいえん)・音声(おんせい)・歓声(かんせい)」などがあります。

 

 

次の章で嘆声の意味について解説していきます。

 

2.嘆声の意味について

 

嘆声は「嘆(なげ)いたり感心したりするときに発する声やため息のこと」の意味として用いられています。

 

 

嘆声を用いた例文としては、「彼は思わず嘆声をもらす」や、
「皆が一斉に嘆声をあげた」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また嘆声の類義語としては、「嘆美(たんび)・嘆息(たんそく)・歓声(かんせい)・詠嘆(えいたん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても嘆声と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「嘆声の読み方と意味、”かんせい”と”たんせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 嘆声の正しい読み方は「たんせい」で、「かんせい」は間違い。
  • 嘆声は「嘆いたり感心したりするときに発する声やため息のこと」の意味。
  • 嘆声の類義語には、「嘆美・嘆息・歓声・詠嘆」などがある。

 

 

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