このページでは孜孜(孜々)の読み方と意味、「しし」と「そそ」どちらが正しいのかを解説しています。

結論から言ってしまうと、孜孜の正しい読み方は「しし」になります。

孜孜の”孜”は「つと（める）「し」と読むことはできますが、「そ」と読むことはできないので、孜孜を「そそ」と読むのは間違いです。

また孜々に用いられている”々”というのは、踊り字の一種で、”同の字点（どうのじてん）”または、片仮名（カタカナ）の「ノ」と「マ」を組み合わせたように見えることから”ノマ点”（俗に”ノマ”）と呼ばれているものです。

（踊り字とは、”国語で、同じ漢字や仮名（かな）を重ねるときに用いる符号のこと”で、”々”は、「あゝ」の”ゝ”などと同じようなもの）

この”々”自体に固有の読み方は存在せず、「孜々（しし）」や「久々（ひさびさ）」のように、同じ漢字を繰り返すときに、簡単に表す目的で、その漢字の代わりとして使われています。

つまり同じ漢字が繰り返される場合は、その漢字を２回書くよりも”々”で書いた方が楽だから、”々”を使っているというわけです。

なので孜々は”孜孜”、久々も”久久”とまったく同じものですので覚えておきましょう。

次の章で孜孜(孜々)の意味について解説していきます。

孜孜は「怠（なま）けず熱心に励（はげ）むこと」の意味として用いられています。

孜孜を用いた例文としては、「孜孜として働く」や、
「孜孜として研鑽を重ねる」のような使い方で用いられています。

また孜孜の類義語としては、「懸命（けんめい）・愚直（ぐちょく）・躍起（やっき）・没入（ぼつにゅう）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても孜孜と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「孜孜(孜々)の読み方と意味、”しし”と”そそ”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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