このページでは作柄の読み方と意味、「さくがら」と「さくへい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.作柄の正しい読み方は「さくがら」「さくへい」?

 

結論から言ってしまうと、作柄の正しい読み方は「さくがら」になります

 

作柄の”柄”は「え」「がら」「へい」と読むことができますが、
作柄は「さくがら」と読むのが正しく、「さくへい」と読むのは間違いです

 

 

 

また作柄(さくがら)のように「作(さく)」が用いられている言葉には、
「作為(さくい)・作物(さくもつ)・作品(さくひん)・自作(じさく)」などがあります。

 

作柄(さくがら)のように「柄(がら)」が用いられている言葉には、
「家柄(いえがら)・事柄(ことがら)・手柄(てがら)・人柄(ひとがら)」などがあります。

 

 

次の章で作柄の意味について解説していきます。

 

2.作柄の意味について

 

作柄は「農作物の育ちぐあいやできぐあいのこと/芸術作品のできぐあいのこと」の意味として用いられています。

 

 

作柄を用いた例文としては、「今年の作柄はかなり良い」や、
「米の作柄が心配されたが特に問題はなかった」のような使い方で用いられています。

 

一般的に作柄は前者の意味で用いられることがほとんどで、
どちらの例文も「農作物の育ちぐあいやできぐあいのこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また作柄の類義語としては、「作況(さっきょう)・豊穣(ほうじょう)・出来高(できだか)・収穫高(しゅうかくだか)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても作柄と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「作柄の読み方と意味、”さくがら”と”さくへい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 作柄の正しい読み方は「さくがら」で、「さくへい」は間違い。
  • 作柄は「農作物の育ちぐあいやできぐあいのこと/芸術作品のできぐあいのこと」の意味。
  • 作柄の類義語には、「作況・豊穣・出来高・収穫高」などがある。

 

 

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