このページでは体得の読み方と意味、「えとく」と「たいとく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.体得の正しい読み方は「えとく」「たいとく」?

 

結論から言ってしまうと、体得の正しい読み方は「たいとく」になります

 

体得の”体”は「からだ」「たい」と読むことはできますが、「え」と読むことはできないので、体得を「えとく」と読むのは間違いです。

 

 

「えとく」というのは、”会得(えとく)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また体得(たいとく)のように「体(たい)」が用いられている言葉には、
「体育(たいいく)・体操(たいそう)・体感(たいかん)・団体(だんたい)」などがあります。

 

体得(たいとく)のように「得(とく)」が用いられている言葉には、
「得意(とくい)・得心(とくしん)・独特(どくとく)・利得(りとく)」などがあります。

 

 

次の章で体得の意味と類義語について解説していきます。

 

2.体得の意味と類義語について

 

体得は「体験を通して身につけること。理解して自分のものにすること」の意味として用いられています。

 

 

体得を用いた例文としては、「技を体得する」や、
「期間内にそれを体得することはできなかった」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また体得の類義語としては、「会得(えとく)・習熟(しゅうじゅく)・修学(しゅうがく)・履修(りしゅう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても体得と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「体得の読み方と意味、”えとく”と”たいとく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 体得の正しい読み方は「たいとく」で、「えとく」は間違い。
  • 体得は「体験を通して身につけること。理解して自分のものにすること」の意味。
  • 体得の類義語には、「会得・習熟・修学・履修」などがある。

 

 

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