結論から言ってしまうと、妬むの正しい読み方は「ねたむ」「そねむ」の両方になります。
妬むの”妬”は「ねた(む)」「そね(む)」「や(く)」「と」と読むことができます。
一般的には妬むは「ねたむ」と読むことが多く、「そねむ」は”嫉む”と書き表されることが多いです。
ただ妬むは「ねたむ」「そねむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で妬むの意味について解説していきます。
妬む(ねたむ)は「自分より優れていたり恵まれていたりする人のことを羨(うらや)み、憎らしく思うこと」の意味として用いられています。
妬むを「ねたむ」と読むと上記のような意味になりますが、「そねむ」と読むと「自分より優れていたり恵まれていたりする人のことを羨み、腹立たしく思うこと」の意味となります。
簡単に言うと、”相手のことを羨み、悔しく思うこと”を意味しています。
つまり「ねたむ」というのは”相手に対して憎らしく思うこと”で、「そねむ」というのは”自分に対して腹立たしく思うこと”です。
このように妬むは「ねたむ」「そねむ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
妬むを用いた例文としては、「美人は同性から妬(ねた)みの対象にされる」や、「同僚の成功に妬(そね)みを隠せない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「自分より優れていたり恵まれていたりする人のことを羨み、憎らしく思うこと」の意味で、後者の例文は「自分より優れていたり恵まれていたりする人のことを羨み、腹立たしく思うこと」の意味で使用しています。
以上が「妬むの読み方と意味、”ねたむ”と”そねむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど