このページでは一家言の読み方と意味、「いっかごん」と「いっかげん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.一家言の正しい読み方は「いっかごん」「いっかげん」?

 

結論から言ってしまうと、一家言の正しい読み方は「いっかげん」になります

 

一家言の”言”は「い(う)」「げん」「ごん」と読むことができますが、一家言は「いっかげん」と読むのが正しく、「いっかごん」と読むのは間違いです。

 

 

 

また一家言(いっかげん)のように「家(か)」が用いられている言葉には、
「家族(かぞく)・家電(かでん)・家督(かとく)・実家(じっか)」などがあります。

 

一家言(いっかげん)のように「言(げん)」が用いられている言葉には、
「言動(げんどう)・言説(げんせつ)・言論(げんろん)・格言(かくげん)」などがあります。

 

 

次の章で一家言の意味について解説していきます。

 

2.一家言の意味について

 

一家言は「その人の独特な意見や主張。また、見識(けんしき)のある意見のこと」の意味として用いられています。

 

見識というのは、”ある物事に対する確かな考えや意見のこと”を意味します。

 

 

 

一家言を用いた例文としては、「一生徒の一家言に過ぎない」や、
「それに対して彼は一家言を持っている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また一家言の類義語としては、「私案(しあん)・所感(しょかん)・見解(けんかい)・所見(しょけん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても一家言と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「一家言の読み方と意味、”いっかごん”と”いっかげん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 一家言の正しい読み方は「いっかげん」で、「いっかごん」は間違い。
  • 一家言は「その人の独特な意見や主張。また、見識のある意見のこと」の意味。
  • 一家言の類義語には、「私案・所感・見解・所見」などがある。

 

 

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