結論から言ってしまうと、一家言の正しい読み方は「いっかげん」になります。
一家言の”言”は「い(う)」「げん」「ごん」と読むことができますが、一家言は「いっかげん」と読むのが正しく、「いっかごん」と読むのは間違いです。
また一家言(いっかげん)のように「家(か)」が用いられている言葉には、
「家族(かぞく)・家電(かでん)・家督(かとく)・実家(じっか)」などがあります。
一家言(いっかげん)のように「言(げん)」が用いられている言葉には、
「言動(げんどう)・言説(げんせつ)・言論(げんろん)・格言(かくげん)」などがあります。
次の章で一家言の意味について解説していきます。
一家言は「その人の独特な意見や主張。また、見識(けんしき)のある意見のこと」の意味として用いられています。
見識というのは、”ある物事に対する確かな考えや意見のこと”を意味します。
一家言を用いた例文としては、「一生徒の一家言に過ぎない」や、
「それに対して彼は一家言を持っている」のような使い方で用いられています。
また一家言の類義語としては、「私案(しあん)・所感(しょかん)・見解(けんかい)・所見(しょけん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても一家言と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「一家言の読み方と意味、”いっかごん”と”いっかげん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど