結論から言ってしまうと、余計の正しい読み方は「よけい」になります。
余計の”余”は「あま(る)」「よ」と読むことはできますが、
「や」と読むことはできないので、余計を「やけい」と読むのは間違いです。
また余計(よけい)のように「余(よ)」が用いられている言葉には、
「余地(よち)・余談(よだん)・余分(よぶん)・余裕(よゆう)」などがあります。
余計(よけい)のように「計(けい)」が用いられている言葉には、
「計算(けいさん)・計画(けいかく)・計略(けいりゃく)・設計(せっけい)」などがあります。
次の章で余計の意味と類義語について解説していきます。
余計は「物が余っているさま。必要な数より多くあるさま/邪魔なさま。不必要なさま/よりいっそう。もっと」の意味として用いられています。
余計を用いた例文としては、「それは余計なお世話だ」や、
「それを聞くと余計心配になる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「邪魔なさま。不必要なさま」の意味で、
後者の例文は「よりいっそう。もっと」の意味で使用しています。
また余計の類義語としては、「過剰(かじょう)・飽和(ほうわ)・無駄(むだ)・無用(むよう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても余計と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「余計の読み方と意味、”よけい”と”やけい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>