このページでは囲繞の読み方と意味、「いにょう」と「いじょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.囲繞の正しい読み方は「いにょう」「いじょう」?

 

結論から言ってしまうと、囲繞の正しい読み方は「いにょう」「いじょう」の両方になります

 

囲繞の”囲”は「かこ(む)」「い」、”繞”は「にょう」「じょう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には囲繞は「いにょう」と読むことが多いです。

 

 

 

また囲繞(いにょう)のように「繞(にょう)」が用いられている言葉には、
「右繞(うにょう)・延繞(えんにょう)・乙繞(おつにょう)・鬼繞(きにょう)」などがあります。

 

囲繞(いじょう)のように「繞(じょう)」が用いられている言葉には、
「圜繞(かんじょう)・繚繞(りょうじょう)・纏繞(てんじょう)」などがあります。

 

 

次の章で囲繞の意味について解説していきます。

 

2.囲繞の意味について

 

囲繞は「周りを取り囲むこと。囲いめぐらすこと」の意味として用いられています。

 

 

囲繞を用いた例文としては、「木々に囲繞された建物」や、
「彼を囲繞している複数人の男たち」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また囲繞の類義語としては、「重囲(じゅうい)・包囲(ほうい)・閉鎖(へいさ)・取り巻く(とりまく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても囲繞と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「囲繞の読み方と意味、”いにょう”と”いじょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 囲繞の正しい読み方は「いにょう」「いじょう」の両方。
  • 囲繞は「周りを取り囲むこと。囲いめぐらすこと」の意味。
  • 囲繞の類義語には、「重囲・包囲・閉鎖・取り巻く」などがある。

 

 

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