このページでは余寒の読み方と意味、「よさむ」と「よかん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.余寒の正しい読み方は「よさむ」「よかん」?

 

結論から言ってしまうと、余寒の正しい読み方は「よかん」になります

 

余寒の”寒”は「さむ(い)」「かん」と読むことができますが、
余寒は「よかん」と読むのが正しく、「よさむ」と読むのは間違いです

 

 

 

また余寒(よかん)のように「余(よ)」が用いられている言葉には、
「余熱(よねつ)・余命(よめい)・余暇(よか)・余計(よけい)」などがあります。

 

余寒(よかん)のように「寒(かん)」が用いられている言葉には、
「寒暖(かんだん)・寒波(かんぱ)・寒冷(かんれい)・厳寒(げんかん)」などがあります。

 

 

次の章で余寒の意味について解説していきます。

 

2.余寒の意味について

 

余寒は「立春(りっしゅん)が過ぎた後まで残る寒さのこと」の意味として用いられています。

 

立春は2月4日頃で、一般的には立春(2月4日頃)から2月下旬ぐらいまで寒さが残りますが、寒い地域では3月上旬頃まで寒さが残ります。

 

 

 

余寒を用いた例文としては、「今年は余寒が長かった」や、
「いまは余寒の厳しい頃だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また余寒の類義語としては、「小寒(しょうかん)・大寒(だいかん)・厳寒(げんかん)・冬将軍(ふゆしょうぐん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても余寒と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「余寒の読み方と意味、”よさむ”と”よかん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 余寒の正しい読み方は「よかん」で、「よさむ」は間違い。
  • 余寒は「立春が過ぎた後まで残る寒さのこと」の意味。
  • 余寒の類義語には、「小寒・大寒・厳寒・冬将軍」などがある。

 

 

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