このページでは一周忌の読み方と意味、「いっすいき」と「いっしゅうき」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、一周忌の正しい読み方は「いっすいき」「いっしゅうき」の両方になります。
一周忌の”一”は「いち」(促音化により「いっ」)、”周”は「まわ(り)」「しゅう」、”忌”は「い(む)」「き」と読むことができます。
(促音化とは、2つの語(一+周忌)が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと)
ただ一般的には一周忌は「いっしゅうき」と読むことがほとんどです。
一周忌の”周”という字は単体で「すい」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「いっしゅうき」から「いっすいき」という読み方に変化しました。
(茨城や甲州(山梨)地方では方言として、一周忌を「いっすいき」と読むことがあります)
音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、一周忌は通常では読むことができない「いっすいき」という読み方になったんですね。
次の章で一周忌の意味と類義語について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>