このページでは退嬰の読み方と意味、「たいえい」と「たいろう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.退嬰の正しい読み方は「たいえい」「たいろう」?

 

結論から言ってしまうと、退嬰の正しい読み方は「たいえい」になります

 

退嬰の”嬰”は「えい」と読むことはできますが、「ろう」と読むことはできないので、退嬰を「たいろう」と読むのは間違いです

 

 

 

また退嬰(たいえい)のように「退(たい)」が用いられている言葉には、
「退散(たいさん)・退治(たいじ)・退屈(たいくつ)・勇退(ゆうたい)」などがあります。

 

退嬰(たいえい)のように「嬰(えい)」が用いられている言葉には、
「嬰児(えいじ)・嬰商(えいしょう)・嬰羽(えいう)・嬰孩(えいがい)」などがあります。

 

 

次の章で退嬰の意味について解説していきます。

 

2.退嬰の意味について

 

退嬰は「進んで新しいことに取り組もうとする意欲がないこと」の意味として用いられています。

 

 

退嬰を用いた例文としては、「彼は退嬰主義だ」や、
「彼の退嬰的な姿勢にがっかりした」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また退嬰の類義語としては、「無為(むい)・尻重(しりおも)・弱腰(よわごし)・消極(しょうきょく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても退嬰と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「退嬰の読み方と意味、”たいえい”と”たいろう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 退嬰の正しい読み方は「たいえい」で、「たいろう」は間違い。
  • 退嬰は「進んで新しいことに取り組もうとする意欲がないこと」の意味。
  • 退嬰の類義語には、「無為・尻重・弱腰・消極」などがある。

 

 

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