このページでは鉄条網の読み方と意味、「てつじょうもう」と「てつじょうこう」どちらが正しいのかを解説しています。
結論から言ってしまうと、鉄条網の正しい読み方は「てつじょうもう」になります。
鉄条網の”網”は「あみ」「もう」と読むことはできますが、「こう」と読むことはできないので、鉄条網を「てつじょうこう」と読むのは間違いです。
鉄条網の”網(あみ・もう)”という字は、”綱(つな・こう)”という字によく似ているため注意が必要です。
また鉄条網(てつじょうもう)のように「網(もう)」が用いられている言葉には、
「網羅(もうら)・網膜(もうまく)・漁網(ぎょもう)・法網(ほうもう)」などがあります。
次の章で鉄条網の意味について解説していきます。
鉄条網は「有刺鉄線(ゆうしてっせん)を網(あみ)のように張り巡らしたもの」の意味として用いられています。
有刺鉄線というのは”先を鋭く切った針金を棘(とげ)のようにつけた鉄線のこと”で、その有刺鉄線を網のように張り巡らしたものが鉄条網になります。
鉄条網は、敵などの通過を阻止する目的で設けられます。
また鉄条網の類義語としては、「金網(かなあみ)・垣根(かきね)・鉄柵(てっさく)・塀(へい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても鉄条網と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「鉄条網の読み方と意味、”てつじょうもう”と”てつじょうこう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど