このページでは金言の読み方と意味、「きんごん」と「きんげん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.金言の正しい読み方は「きんごん」「きんげん」?

 

結論から言ってしまうと、金言の正しい読み方は「きんげん」「こんげん」になります

 

金言の”金”は「かね」「きん」「こん」、”言”は「い(う)」「げん」「ごん」と読むことができますが、金言を「きんごん」と読むのは間違いです。

 

 

 

一般的には金言は「きんげん」と読むことがほとんどです。

 

ただ金言は「きんげん」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また金言(きんげん)のように「金(きん)」が用いられている言葉には、
「金塊(きんかい)・金額(きんがく)・金庫(きんこ)・砂金(さきん)」などがあります。

 

金言(こんげん)のように「金(こん)」が用いられている言葉には、
「金堂(こんどう)・金泥(こんでい)・金色(こんじき)・金輪際(こんりんざい)」などがあります。

 

 

次の章で金言の意味と類義語について解説していきます。

 

2.金言の意味と類義語について

 

金言(きんげん)は「人生の真理を表した、手本とすべき言葉のこと/釈迦(しゃか)の口から出た尊い言葉のこと」の意味として用いられています。

 

真理というのは、”いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理のこと”を指します。

 

 

 

金言を「きんげん」と読むと上記のような意味になりますが、
「こんげん」と読むと「釈迦の口から出た尊い言葉のこと」の意味のみとなります

 

このように金言は「きんげん」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また金言(きんげん)の類義語としては、「格言(かくげん)・名言(めいげん)・至言(しげん)・教訓(きょうくん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても金言と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「金言の読み方と意味、”きんごん”と”きんげん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 金言の正しい読み方は「きんげん」「こんげん」の両方で、「きんごん」は間違い。
  • 金言(きんげん)は「人生の真理を表した、手本とすべき言葉のこと/釈迦の口から出た尊い言葉のこと」の意味。
  • 金言(こんげん)は「釈迦の口から出た尊い言葉のこと」の意味。
  • 金言(きんげん)の類義語には、「格言・名言・至言・教訓」などがある。

 

 

関連ページ