結論から言ってしまうと、金言の正しい読み方は「きんげん」「こんげん」になります。
金言の”金”は「かね」「きん」「こん」、”言”は「い(う)」「げん」「ごん」と読むことができますが、金言を「きんごん」と読むのは間違いです。
一般的には金言は「きんげん」と読むことがほとんどです。
ただ金言は「きんげん」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また金言(きんげん)のように「金(きん)」が用いられている言葉には、
「金塊(きんかい)・金額(きんがく)・金庫(きんこ)・砂金(さきん)」などがあります。
金言(こんげん)のように「金(こん)」が用いられている言葉には、
「金堂(こんどう)・金泥(こんでい)・金色(こんじき)・金輪際(こんりんざい)」などがあります。
次の章で金言の意味と類義語について解説していきます。
金言(きんげん)は「人生の真理を表した、手本とすべき言葉のこと/釈迦(しゃか)の口から出た尊い言葉のこと」の意味として用いられています。
真理というのは、”いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理のこと”を指します。
金言を「きんげん」と読むと上記のような意味になりますが、
「こんげん」と読むと「釈迦の口から出た尊い言葉のこと」の意味のみとなります。
このように金言は「きんげん」「こんげん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また金言(きんげん)の類義語としては、「格言(かくげん)・名言(めいげん)・至言(しげん)・教訓(きょうくん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても金言と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「金言の読み方と意味、”きんごん”と”きんげん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>