このページでは郷社の読み方と意味、「ごうしゃ」と「きょうしゃ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.郷社の正しい読み方は「ごうしゃ」「きょうしゃ」?

 

結論から言ってしまうと、郷社の正しい読み方は「ごうしゃ」になります

 

郷社の”郷”は「さと」「きょう」「ごう」と読むことができますが、
郷社は「ごうしゃ」と読むのが正しく、「きょうしゃ」と読むのは間違いです

 

 

 

また郷社(ごうしゃ)のように「郷(ごう)」が用いられている言葉には、
「・郷士(ごうし)・近郷(きんごう)・水郷(すいごう)・在郷(ざいごう)」などがあります。

 

郷社(ごうしゃ)のように「社(しゃ)」が用いられている言葉には、
「社会(しゃかい)・社交(しゃこう)・社日(しゃにち)・会社(かいしゃ)」などがあります。

 

 

次の章で郷社の意味について解説していきます。

 

2.郷社の意味について

 

郷社は「もと、神社(じんじゃ)の社格(しゃかく)のひとつ」の意味として用いられています。

 

 

社格というのは”国が神社を待遇するうえで設けた格式のこと”で、昭和21年(1946年)に国による神社の管理と社格制度は廃止されています。

 

神社の社格には格式が上のものから順に、”府県社(ふけんしゃ)・郷社(ごうしゃ)・村社(そんしゃ)”、社格のない神社を”無格社(むかくしゃ)”と区分していました

 

 

以上が「郷社の読み方と意味、”ごうしゃ”と”きょうしゃ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 郷社の正しい読み方は「ごうしゃ」で、「きょうしゃ」は間違い。
  • 郷社は「もと、神社の社格のひとつ」の意味。

 

 

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