このページでは遠来の読み方と意味、「とおらい」と「えんらい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.遠来の正しい読み方は「とおらい」「えんらい」?

 

結論から言ってしまうと、遠来の正しい読み方は「えんらい」になります

 

遠来の”遠”は「とお(い)」「えん」と読むことはできますが、遠来は「えんらい」と読むのが正しく、「とおらい」と読むのは間違いです

 

 

 

また遠来(えんらい)のように「遠(えん)」が用いられている言葉には、
「遠投(えんとう)・遠大(えんだい)・疎遠(そえん)・敬遠(けいえん)」などがあります。

 

遠来(えんらい)のように「来(らい)」が用いられている言葉には、
「来年(らいねん)・来訪(らいほう)・元来(がんらい)・未来(みらい)」などがあります。

 

 

次の章で遠来の意味について解説していきます。

 

2.遠来の意味について

 

遠来は「遠方から来ること」の意味として用いられています。

 

 

遠来を用いた例文としては、「外国からの遠来の客を歓迎する」や、
「遠来の友人のために計画した」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また遠来の類義語としては、「渡来(とらい)・外来(がいらい)・天来(てんらい)・遼遠(りょうえん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても遠来と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「遠来の読み方と意味、”とおらい”と”えんらい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 遠来の正しい読み方は「えんらい」で、「とおらい」は間違い。
  • 遠来は「遠方から来ること」の意味。
  • 遠来の類義語には、「渡来・外来・天来・遼遠」などがある。

 

 

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