近侍の読み方と意味、「きんし」と「きんじ」正しいのは？

このページでは近侍の読み方と意味、「きんし」と「きんじ」どちらが正しいのかを解説しています。

１．近侍の正しい読み方は「きんし」「きんじ」？

結論から言ってしまうと、近侍の正しい読み方は「きんじ」になります。

近侍の”侍”は「さむらい」「し」「じ」と読むことができますが、
近侍は「きんじ」と読むのが正しく、「きんし」と読むのは間違いです。

また近侍（きんじ）のように「近（きん）」が用いられている言葉には、
「近況（きんきょう）・近郊（きんこう）・近視（きんし）・近代（きんだい）」などがあります。

近侍（きんじ）のように「侍（じ）」が用いられている言葉には、
「侍医（じい）・侍臣（じしん）・侍従（じじゅう）・侍女（じじょ）」などがあります。

次の章で近侍の意味について解説していきます。

近侍は「主君のそば近くに仕えること。また、その人のこと」の意味として用いられています。

近侍を用いた例文としては、「彼は主君に近侍している」や、
「常に近侍の者に守られている」のような使い方で用いられています。

また近侍の類義語としては、「従者（じゅうしゃ）・家臣（かしん）・臣下（しんか）・使用人（しようにん）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても近侍と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「近侍の読み方と意味、”きんし”と”きんじ”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、