結論から言ってしまうと、用いるの正しい読み方は「もちいる」になります。
用いるの”用”は「もち(いる)」「よう」と読むことができますが、
用いるは「もちいる」と読むのが正しく、「よういる」と読むのは間違いです。
次の章で用いるの意味と類義語について解説していきます。
用いるは「材料・道具・手段などとして使うこと/ある職に就かせること/採用すること/(”意を用いる、心を用いる”の形で)心を十分に働かせる。心を配ること」の意味として用いられています。
用いるを使用する例文としては、「穴の補修には木材を用いる」や、
「彼の考えを用いることにしよう」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「材料・道具・手段などとして使うこと」の意味で、
後者の例文は「採用すること」の意味で使用しています。
また用いるの類義語としては、「採用(さいよう)・雇用(こよう)・使用(しよう)・起用(きよう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても用いると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「用いるの読み方と意味、”よういる”と”もちいる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど