このページでは赤面の読み方と意味、「あかつら」と「せきめん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.赤面の正しい読み方は「あかつら」「せきめん」?

 

結論から言ってしまうと、赤面の正しい読み方は「あかつら」「せきめん」の両方になります

 

赤面の”赤”は「あか」「せき」、”面”は「つら」「めん」と読むことができます。

 

 

 

一般的には赤面は「せきめん」と読むことがほとんどです。

 

ただ赤面は「あかつら」「せきめん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また赤面(せきめん)のように「赤(せき)」が用いられている言葉には、
「赤道(せきどう)・赤貧(せきひん)・赤心(せきしん)・赤飯(せきはん)」などがあります。

 

赤面(せきめん)のように「面(めん)」が用いられている言葉には、
「面談(めんだん)・面識(めんしき)・面積(めんせき)・方面(ほうめん)」などがあります。

 

 

次の章で赤面の意味について解説していきます。

 

2.赤面の意味について

 

赤面(あかつら)は「赤い顔のこと/(顔を赤く塗ることから)歌舞伎で敵役(かたきやく)のこと」の意味として用いられています。

 

 

赤面を「あかつら」と読むと上記のような意味になりますが、
「せきめん」と読むと「赤い顔/恥じて顔を赤くすること」の意味となります

 

このように赤面は「あかつら」「せきめん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

また赤面の類義語としては、「紅潮(こうちょう)・赤恥(あかはじ)・汗顔(かんがん)・火照る(ほてる)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても赤面と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「赤面の読み方と意味、”あかつら”と”せきめん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 赤面の正しい読み方は「あかつら」「せきめん」の両方。
  • 赤面(あかつら)は「赤い顔のこと/(顔を赤く塗ることから)歌舞伎で敵役のこと」の意味。
  • 赤面(せきめん)は「赤い顔のこと/恥じて顔を赤くすること」の意味。
  • 赤面の類義語には、「紅潮・赤恥・汗顔・火照る」などがある。

 

 

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