さて日常的に使われるもので「大舞台」という言葉があります。
この大舞台に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
大舞台がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは大舞台の読み方と意味、「だいぶたい」と「おおぶたい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.大舞台の正しい読み方は「だいぶたい」「おおぶたい」?
では大舞台の正しい読み方は、「だいぶたい」「おおぶたい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、大舞台の本来の読み方は「おおぶたい」でしたが、
いま現在では「だいぶたい」と「おおぶたい」のどちらでも問題はありません。
大舞台の”大”は「おお(きい)」「だい」、”舞”は「ま(う)」「ぶ」、”台”は「だい」「たい」と読むことができます。
大舞台を「だいぶたい」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「だいぶたい」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。
慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。
簡単に言えば、大舞台を「だいぶたい」と間違って読む人が増えたために、
「だいぶたい」でも「おおぶたい」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。
なのでいま現在での大舞台の読み方としては、「だいぶたい」と「おおぶたい」はどちらも正しい読み方となります。
ただ一般的には大舞台は「おおぶたい」と読むことが多いです。
次の章で大舞台の意味と類義語について解説していきます。
2.大舞台の意味と類義語について
では大舞台の意味と類義語について見ていきましょう。
まず大舞台は「大きく立派な舞台のこと/俳優の優れた演技のこと/腕前を見せる晴れの場所(活躍の場所)のこと」の意味として用いられています。
大舞台を用いた例文としては、「彼は初の大舞台で緊張している」や、
「彼女にとってはここが大舞台だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「大きく立派な舞台」の意味で、後者の例文は「腕前を見せる晴れの場所(活躍の場所)」の意味で使用しています。
また大舞台の類義語としては、「大会(たいかい)・名演技(めいえんぎ)・檜舞台(ひのきぶたい)・花道(はなみち)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても大舞台と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「大舞台の読み方と意味、”だいぶたい”と”おおぶたい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 「おおぶたい」が本来の読み方で、「だいぶたい」は慣用読み。
- 大舞台の読み方は、「おおぶたい」「だいぶたい」のどちらでも正しい。
- 大舞台は「大きく立派な舞台のこと/俳優の優れた演技のこと/腕前を見せる晴れの場所(活躍の場所)のこと」の意味。
- 大舞台の類義語には、「大会・名演技・檜舞台・花道」などがある。