このページでは誰何の読み方と意味、「すいか」と「だれなに」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.誰何の正しい読み方は「すいか」「だれなに」?

 

結論から言ってしまうと、誰何の正しい読み方は「すいか」になります

 

誰何の”誰”は「だれ」「すい」、”何”は「なに」「か」と読むことができますが、誰何は「すいか」と読むのが正しく、「だれなに」と読むのは間違いです

 

 

 

また誰何(すいか)のように「誰(すい)」が用いられている言葉は、誰何の他には見つけることができませんでした。

 

誰何(すいか)のように「何(か)」が用いられている言葉は、
誰何の他には「幾何(きか)・幾何学(きかがく)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で誰何の意味について解説していきます。

 

2.誰何の意味について

 

誰何は「相手が何者か分からないときに、呼び止めて名前を聞くこと」の意味として用いられています。

 

 

誰何を用いた例文としては、「誰何されたが聞こえないふりをした」や、
「私を誰何する声が聞こえた」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また誰何の類義語としては、「何某(なにがし)・何奴(なにやつ)・誰々(だれだれ)・何者(なにもの)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても誰何と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「誰何の読み方と意味、”すいか”と”だれなに”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 誰何の正しい読み方は「すいか」で、「だれなに」は間違い。
  • 誰何は「相手が何者か分からないときに、呼び止めて名前を聞くこと」の意味。
  • 誰何の類義語には、「何某・何奴・誰々・何者」などがある。

 

 

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