恐懼の読み方と意味、「きょうく」と「きょうよう」正しいのは？

このページでは恐懼の読み方と意味、「きょうく」と「きょうよう」どちらが正しいのかを解説しています。

１．恐懼の正しい読み方は「きょうく」「きょうよう」？

結論から言ってしまうと、恐懼の正しい読み方は「きょうく」になります。

恐懼の”恐”は「おそ（れる）」「きょう」、”懼”は「おそ（れる）」「く」と読むことはできますが、”懼”は「よう」と読むことはできないので、恐懼を「きょうよう」と読むのは間違いです。

また恐懼（きょうく）のように「恐（きょう）」が用いられている言葉には、
「恐怖（きょうふ）・恐悦（きょうえつ）・恐竜（きょうりゅう）・恐慌（きょうこう）」などがあります。

恐懼（きょうく）のように「懼（く）」が用いられている言葉には、
「畏懼（いく）・疑懼（ぎく）・喜懼（きく）・憂懼（ゆうく）」などがあります。

次の章で恐懼の意味について解説していきます。

恐懼は「恐れ入（い）り、畏（かしこ）まること」の意味として用いられています。

恐懼を用いた例文としては、「彼女は恐懼など欠片も見せなかった」や、
「彼らはただただ恐懼するばかりであった」のような使い方で用いられています。

また恐懼の類義語としては、「畏怖（いふ）・恐縮（きょうしゅく）・畏敬（いけい）・萎縮（いしゅく）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても恐懼と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「恐懼の読み方と意味、”きょうく”と”きょうよう”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、