さて日常的に使われることはあまりないですが、「花筏」という言葉があります。
この花筏に使用されている漢字(特に”筏”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは花筏の読み方と意味、「はないかだ」と「かばつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.花筏の正しい読み方は「はないかだ」「かばつ」?
では花筏の正しい読み方は、「はないかだ」「かばつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、花筏の正しい読み方は「はないかだ」になります。
花筏の”筏”は「いかだ」「ばつ」と読むことができますが、花筏は「はないかだ」と読むのが正しく、「かばつ」と読むのは間違いです。
次の章で花筏の意味について解説していきます。
2.花筏の意味について
では花筏の意味について見ていきましょう。
まず花筏は「散った花びらが水面を流れているのを筏に見立てた語/花の枝を折りそえた筏の模様のこと/ミズキ科の落葉低木のこと」の意味として用いられています。
※上は花筏(植物)の写真
「ミズキ科の落葉低木」というのは、山地に自生し、夏頃に葉の上面の中央に緑色の小花を咲かせ、のちに黒色の果実を結びます。
葉の上面の中央に花を咲かせることから、花を乗せた筏に見立てて”花筏”と名付けられました。
以上が「花筏の読み方と意味、”はないかだ”と”かばつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 花筏の正しい読み方は「はないかだ」で、「かばつ」は間違い。
- 花筏は「散った花びらが水面を流れているのを筏に見立てた語/花の枝を折りそえた筏の模様のこと/ミズキ科の落葉低木のこと」の意味。