さて日常的に使われるもので「終身」という言葉があります。
この終身に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
終身がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは終身の読み方と意味、「しゅうしん」と「おわりみ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.終身の正しい読み方は「しゅうしん」「おわりみ」?
では終身の正しい読み方は、「しゅうしん」「おわりみ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、終身の正しい読み方は「しゅうしん」になります。
終身の”終”は「お(わる)」「お(わり)」「しゅう」、”身”は「み」「しん」と読むことができますが、終身を「おわりみ」と読むのは間違いです。
また終身(しゅうしん)のように「終(しゅう)」が用いられている言葉には、
「終息(しゅうそく)・終点(しゅうてん)・終夜(しゅうや)・終始(しゅうし)」などがあります。
終身(しゅうしん)のように「身(しん)」が用いられている言葉には、
「身上(しんじょう)・独身(どくしん)・分身(ぶんしん)・変身(へんしん)」などがあります。
次の章で終身の意味と類義語について解説していきます。
2.終身の意味と類義語について
では終身の意味と類義語について見ていきましょう。
まず終身は「一生の間のこと。一生涯」の意味として用いられています。
終身を用いた例文としては、「終身独身を貫き通す」や、
「それは事実上の終身契約だ」のような使い方で用いられています。
また終身の類義語としては、「永遠(えいえん)・万年(まんねん)・連綿(れんめん)・恒久(こうきゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても終身と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「終身の読み方と意味、”しゅうしん”と”おわりみ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 終身の正しい読み方は「しゅうしん」で、「おわりみ」は間違い。
- 終身は「一生の間のこと。一生涯」の意味。
- 終身の類義語には、「永遠・万年・連綿・恒久」などがある。