このページでは細君の読み方と意味、「さいくん」と「ほそぎみ」どちらが正しいのかを解説しています。

結論から言ってしまうと、細君の正しい読み方は「さいくん」になります。

細君の”細”は「ほそ（い）」「さい」、”君”は「きみ」「くん」（連濁により「ぎみ」）と読むことができますが、細君を「ほそぎみ」と読むのは間違いです。

（連濁とは、２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと）

また細君（さいくん）のように「細（さい）」が用いられている言葉には、
「細心（さいしん）・細密（さいみつ）・詳細（しょうさい）・明細（めいさい）」などがあります。

細君（さいくん）のように「君（くん）」が用いられている言葉には、
「君臨（くんりん）・君子（くんし）・君主（くんしゅ）・貴君（きくん）」などがあります。

次の章で細君の意味について解説していきます。

細君は「他人に対して、自分の妻をいう語のこと/同輩（どうはい）以下の人の妻をいう語のこと」の意味として用いられています。

同輩というのは、”地位・年齢・身分などが同じくらいの人のこと”を指します。

また細君の類義語としては、「家内（かない）・悪妻（あくさい）・本妻（ほんさい）・愛妻（あいさい）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても細君と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「細君の読み方と意味、”さいくん”と”ほそぎみ”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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