このページでは篤志の読み方と意味、「とくし」と「あつし」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.篤志の正しい読み方は「とくし」「あつし」?

 

結論から言ってしまうと、篤志の正しい読み方は「とくし」になります

 

篤志の”篤”は「あつ(い)」「とく」と読むことができますが、
篤志は「とくし」と読むのが正しく、「あつし」と読むのは間違いです

 

 

 

また篤志(とくし)のように「篤(とく)」が用いられている言葉には、
「篤実(とくじつ)・篤学(とくがく)・篤信(とくしん)・危篤(きとく)」などがあります。

 

篤志(とくし)のように「志(し)」が用いられている言葉には、
「志望(しぼう)・同志(どうし)・初志(しょし)・寸志(すんし)」などがあります。

 

 

次の章で篤志の意味について解説していきます。

 

2.篤志の意味について

 

篤志は「思いやりの篤(あつ)いこと。特に、社会事業や福祉などに熱意を持っていること」の意味として用いられています。

 

篤いというのは、”労(いたわ)りの心が強いこと。人情深いこと”の意味です。

 

 

 

篤志を用いた例文としては、「これは篤志の方からもらったものだ」や、
「篤志活動の一環として援助を行っている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また篤志の類義語としては、「厚情(こうじょう)・慈悲(じひ)・博愛(はくあい)・親切(しんせつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても篤志と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「篤志の読み方と意味、”とくし”と”あつし”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 篤志の正しい読み方は「とくし」で、「あつし」は間違い。
  • 篤志は「思いやりの篤いこと。特に、社会事業や福祉などに熱意を持っていること」の意味。
  • 篤志の類義語には、「厚情・慈悲・博愛・親切」などがある。

 

 

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