結論から言ってしまうと、不文律の正しい読み方は「ふぶんりつ」になります。
不文律の”文”は「ふみ」「ぶん」「もん」と読むことができますが、
不文律は「ふぶんりつ」と読むのが正しく、「ふもんりつ」と読むのは間違いです。
ちなみに不文律は、”不問律(ふもんりつ)”と間違えられることも多いため注意が必要です。
(”不問律”という言葉は存在しません)
次の章で不文律の意味について解説していきます。
不文律は「不文法(ふぶんほう)のこと/互いに心の中で了解し合っている決まり。暗黙の了解のこと」の意味として用いられています。
不文法というのは”文書によって制定されることなく成立している法律のこと”で、慣習法・判例法などがこれに当たります。
不文律を用いた例文としては、「業界の不文律を犯すわけにはいかない」や、「家では仕事の話をしないのが我が家の不文律だ」のような使い方で用いられています。
一般的に不文律は後者の意味で用いられることが多く、どちらの例文も「互いに心の中で了解し合っている決まり。暗黙の了解のこと」の意味で使用しています。
以上が「不文律の読み方と意味、”ふもんりつ”と”ふぶんりつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど