結論から言ってしまうと、秩序の正しい読み方は「ちつじょ」になります。
秩序の”秩”は「ちつ」と読むことはできますが、「しつ」と読むことはできないので、秩序を「しつじょ」と読むのは間違いです。
また秩序(ちつじょ)のように「秩(ちつ)」が用いられている言葉には、
「秩然(ちつぜん)・秩禄(ちつろく)・秩満(ちつまん)・無秩序(むちつじょ)」などがあります。
秩序(ちつじょ)のように「序(じょ)」が用いられている言葉には、
「序盤(じょばん)・序列(じょれつ)・序章(じょしょう)・順序(じゅんじょ)」などがあります。
次の章で秩序の意味について解説していきます。
秩序は「物事の正しい順序・筋道のこと/全体が整った安定した状態を維持しているさま」の意味として用いられています。
秩序を用いた例文としては、「社会の秩序を守る」や、
「それは秩序を維持するためのルールだ」のような使い方で用いられています。
一般的に秩序は後者の意味で用いられることがほとんどで、
どちらの例文も「全体が整った安定した状態を維持しているさま」の意味で使用しています。
また秩序の類義語としては、「規範(きはん)・綱紀(こうき)・法度(はっと)・不文律(ふぶんりつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても秩序と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「秩序の読み方と意味、”ちつじょ”と”しつじょ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど